鳥羽の火祭り


地元キャッチ・ケーブルネットワークで放送された「伝えゆく〜鳥羽の火祭りと男たち」を見た。この番組はキャッチで制作されたハイビジョン・ドキュメンタリー番組だ。

『愛知県幡豆町鳥羽で約1200年続く天下の奇祭「鳥羽の火祭り」。
平成16年、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
祭りは鳥羽地区を東の「乾地」と西の「福地」にわけ、燃え盛る「すずみ」と呼ばれる大きな松明の中から神聖な木「神木」と、1年の月の数を表す「十二縄」を取り出し、神前に供える速さを競い、その年の天候や豊凶を占います。
西の「福地」が勝てば豊作、東の「乾地」が勝てば干ばつが続くなど異変が起きると言われています。』(HPより抜粋)

なかなか見ごたえがあった。男くさい雰囲気も充分伝わる力作だ。番組は1時間。前半30分は本番前、後半は祭り当日とわかりやすい構成もいい。
もう少し刈り込んで30分番組にするともっとテーマが浮き彫りになっていい作品になりそうだ。取材者と地元幡豆町鳥羽の男たちとの距離感も存分に伝わっている。ケーブルテレビならではの取材力が出ていた。地上波テレビからすれば技術面でぎこちない部分もあるだろうが「ハート」がそれを補っている。

個人的には神男のおじいさんが涙ながらに話す嬉しそうな顔が忘れられない。
負けて声にならない神男の表情もいい。
ドキュメンタリーは素材が命。
その素材を愛すればよい作品になるのは自明の理だ。そんなことをあらためて感じた。

コメント

  1. ゆき より:

    よくできてたよね〜
    見れたもん!!(あっ、失礼だな)
    でも、
    もっと、
    音を大事に使って欲しかっな・・・。
    個人的に・・・。

  2. カントク より:

    音の重要性については当然認識されていることだと思います。
    フォロースーパーないほうが絶対にいいし。
    まぁ、しかしそうはいっても1時間見せきるのは大変なことですから。初めての取り組みであそこまでできるのは評価されてしかるべきでしょう。
    是非次に繋げていただいて、その時にもう少し技術的に向上できれば充分だと思います。
    大切なのは作り続けること、ですから。
    どの道僕らも至らないところはあるわけでして。。。