映画『カムイ外伝』

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『カムイ外伝』を見てきました。
監督の崔洋一さんが連載している中日新聞のコラムで
自画自賛されていた(当然ですが)のを読んで
見に行ってみようと思いました。

実はこの時期、何故か時代劇が目白押しです。
『カムイ外伝』
『TAJOMARU』
『火天の城』
『バラード』
何故なのかはわかりませんが、きっと何か裏があるのでしょうね。
これだけ同じ時期に揃うとはやや異常です。

映画のほうは、
松山ケンイチ、佐藤浩一、伊藤英明、土屋アンナの演技は素晴らしいかったです。
中でも土屋アンナの存在は光っています。
しかし残念ながら内容はもうひとつ。
役者の演技だけを見るなら面白い、のですが。

私は基本的に映画のことは褒めたい、と思っています。
しかし今回はいけません。
時間と金の所為でやっつけたな、という印象なのです。
脚本のクドカンもやっつけな感じ。
アクション映画なのに2時間を長く感じるとは致命傷です。

内容的に一番の問題点は、
CGの質があまりにも低いこと。
鹿、人間、鮫、、、日本映画のCGクオリティーはあんなに低いのか、と
唖然とします。
カラコレもいじり過ぎで、海と空の青が見ていて気持ち悪いです。
崔監督はなんとも感じなかったのでしょうか。

高速度カメラ・ファントムを使ったスローモーションは美しかったし、
役者さんの演技は素晴らしかったと思います。
でもそれ以外の粗が目立ちすぎて興ざめです。

原作のカムイ外伝には思いいれもあるだけに
やりきれない思いが残る作品となりました。

絶対にもっと面白い映画にできたはず!と感じずにはいられません。

同じ劇場で見ていたお客さんが
「TAJOMARUにしとけばよかったね。」
と言っていたことが全てを物語っています。

コメント

  1. Innoce より:

    たいへん楽しみな反面、クドカン脚本とマッチするのかな?という不安感でまだ観ていません。たいへん参考になりました。
    >時間と金の所為でやっつけたな、という印象
    –そうでしたか、残念ですね。
    –ポスプロにかけるお金は思い切り絞って非常にシビアな額となったのでは。。
    クオリティの高い所に回すお金は出さなかったのか?と考えてしまいました。

  2. カントク より:

    参考になれば幸いです。
    忍者ものは海外での注目度も極めて高いです。
    カムイの世界観を世界に見てもらうチャンスでしたが、残念でなりませんね。

  3. まさみ より:

    私もみなさんと同じ意見です。最近映画を見る機会が多いのです。でもその中で一番がっかりした映画でした。松山さんのファンでいったけど 存在が周りの雰囲気に消されてるし。ストーリーに ドキドキする気持ちがわかないし。映画の制作内容は私にはわからないけど苦労して撮影したわりには 胸にカーと熱くくるものがなかったです。 しばらく映画は見たくないなとおもいました。

  4. カントク より:

    まさみさん、
    心中お察しいたします。映画を見たくなくなる、というのは相当なショックですね。
    でも、それだけの感受性を持ち合わせていれば素晴らしい映画に出会ったときの感動も大きいのではないでしょうか。
    一日も早く映画欲減退から回復されることを願っております。