映画「ターミネーター4」はマッドマックス(北斗の拳)


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骨太なストーリー展開が期待されたT4。
正直に申し上げると、T3も見ずにT4を見に行って、しかも内心
(ターミネーターシリーズはT2までだろ、やっぱり)
なんて否定気味で望んだわけです。

でも結果的にはそれが良かった。

ストーリーとしてはもちろん、背景も含めてターミネーターの世界であるにも関わらずT4は全くの新シリーズとしての魅力を持っています。「審判の日」をめぐるスカイネットとの全面戦争を描いた話である一方で、新しい軸も用意されています。

本作はひと言で言えば「マッドマックス(北斗の拳)的ターミネーター」。

世界観がまさにマッドマックス。砂漠、荒廃した町、革ジャン、ゴーグル、改造バイク、車、、、。
オーストラリアでロケしたのか、と思ってしまいました。
しかしそれが本作の魅力となっているのは確かです。
ジョン・コナーの父、カイルは言葉の話せない少女スターと一緒に町に潜んでいるのですが、この設定はまさに「北斗の拳」です。バットとリン。
McG監督はどうも日本好きらしく、デビュー作の「チャーリーズエンジェル」ではピチカート・ファイブを挿入歌にしているそうです。AKB48にもご執心らしいので「筋金入り」な感もありますね。
シリーズに対するオマージュも随所に見られて、監督のMcGが如何にシリーズに対して敬意を払っているかがよくわかりました。あと、オマージュついでにいうと「地獄の黙示録」的なシーンもありました。オマージュを込めるのが好きな監督なのかもしれません。

McG監督の演出は素晴らしい、と感じました。
ストーリー、映像、編集どれをとっても「冴え」があります。

シュワルツェネッガーの子供が「シリーズ最高の出来!」と言った話もあるそうです。
本シリーズを愛してやまない人なら間違いなく楽しめる映画だといえるでしょう。

ターミネーター4公式サイト

コメント

  1. sin より:

    宣言通り、本日T4観て来ました。
    感想を一言で言うと、カントクの
    >否定気味で望んだわけです。
    >でも結果的にはそれが良かった。
    という言葉はまさに正しい。
    僕は、T3までバッチリ観て、このブログも読み、期待感バリバリで観に行った。。。
    がっかり。
    う〜〜〜〜ん。
    これ、「ターミネーター」じゃなかったら楽しめたかも。
    シリーズファンとしては、これまでに幾つか張られた伏線の答えが観られるんじゃないかと期待したのですが、
    カントクも書いているとおり、「オマージュ」と「新機軸」が展開されていて、誤解を恐れずに言えばまさに新3部作の序章だよ、と。
    「色々、謎やあっと驚く結末はまだまだこれから」お楽しみに!!という。
    ねぇ。
    でも、映画としては好み。
    今更だけど。

  2. カントク より:

    このブログを先に見てしまったことが原因でしょうねぇ。
    なんか申し訳ないです(苦笑)