天使と悪魔


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映画「天使と悪魔」を鑑賞。
素晴らしいエンターテイメント・ムービーに仕上がっていました。

監督のロン・ハワードは「バックドラフト」や「アポロ13」が有名ですが、個人的には「コクーン」(1985)以来のお付き合い。スピルバーグ一家という印象がどうもぬぐい切れない監督です。ちなみにビジネス、経営界ではグループの士気を高める秀作として「アポロ13」がよく登場します。皆で一致団結してがんばれば、どんな苦難も乗り越えられる、というテーマをドラマチックに描いているからです。
本作のほうはというと、なんとも贅沢に予算を投じて作ったなという印象。その豪華さにハリウッド映画の圧倒的な力を感じます。
宗教が科学を弾圧してきた歴史とその背景、そしてローマ、バチカンというロケーション、そのどちらも非常に興味深く見ることができます。個人的には宗教と科学の対立は以前から気になるテーマのひとつ。近頃は双方が歩み寄る傾向にあるという話も聞いたことがあったので映画でどのように描かれるのか楽しみにしていました。
詳細は見てのお楽しみ、です。

見終わるとローマへ行きたくなること請け合い。

さて、最近の映画鑑賞では観客の反応が以前とは変わってきました。
これまで黙って見る事を美徳としてきた日本人が映画館でしゃべったり、映画に反応する人が増えたのです。その人たちはまるで家でテレビを見るように反応しています。
これ、中には不快に感じる方も多いのではないでしょうか?
でもよくよく考えてみると、これは
アメリカの観客の反応に似てきたといえなくもないです。
アメリカだと客はいちいち反応します。口笛ピー!、オーノー!、イエーィ!それはそれは賑やか。

だから欧米化ですね。

まぁ、もともとは劇場のエンターテイメントなのだから皆で感情を分かち合い、楽しむというのはいいことだと思います。
徐々に楽しみ方も変化しているのかな、と感じますね。不快に思わず一緒に豪快に楽しんで感情をシェアできればもっと映画館に行くのが楽しくなるかもしれません。
逆にそれが嫌な人はホームシアターで静かに楽しむ、ということでしょうか。