全映協グランプリ2007テレビ番組部門最優秀賞受賞


全映協グランプリ2007で昨年放送したドキュメンタリー番組『あの空まで』(メーテレ)がテレビ番組部門最優秀賞「総務大臣特別賞」を受賞。表彰を受けました。dq001

【番組概要】
ドス・キゼオス」は名古屋で音楽活動をしているキューバンバンド。キューバ音楽をこよなく愛する集団だ。キューバ音楽というと恐ろしいほどのジャンルが存在するが、中でも彼らが演奏するのはキューバ・ソン。国内ではそれだけでも結構珍しい音楽だが、更に彼らは日本語の歌詞で歌う。たぶん日本には他にそんなバンドは存在しないはずだ。
バンドの中心となっているのは尾関真と須藤祐樹の2人の中年オヤジだ。名古屋市内のライブハウスにはファンがつめかけ、和やかな雰囲気の中キューバ音楽を楽しんでいる。
そんな彼らのもとにキューバの音楽祭から招待状が届いた。音楽祭の名前は『ペペ・サンチェス・トローバ・フェスティバル』。サンチアゴ・デ・クーバで行われる格式高い音楽祭だ。キューバ最高の音楽祭のステージに招待された尾関、須藤率いる「ドス・キゼオス」。
尾関真は学生時代から音楽に没頭し、「憂歌団」にも楽曲を提供しているカリスマ・ブルースマンだった。家庭では2人の孫がいるおじいちゃんだ。尾関は会社に勤めながら音楽活動を続けてきた。須藤祐樹は、高校時代からブルースにはまり1996年尾関とバンドを結成。これまで様々な職業を経験、大病を患ったこともある。今はトラックの運転手で離婚歴アリ。そしてこの2人の生き方にあこがれて「ドス・キゼオス」の仲間になった総勢10人のバンドメンバー。みんなユニークだ。顔ぶれは医師、質屋店員、楽器店主など様々。年齢も20代から50代までと幅広い。
キューバで演奏する曲目は日本の唱歌「さくら」。練習になかなか時間が取れなかった「ドス・キゼオス」が、いよいよ3月、キューバに乗り込んだ。日本語の歌詞にのせて演奏されるキューバ音楽は、この音楽祭始まって以来初めてのこと。本場キューバでかれらの音楽が受け入れられるのだろうか・・・ 音楽の楽しさを多くの人と分かち合いたいという2人の一途な思い。夢を忘れずに生きることの厳しさと楽しさ。この番組はそんな心温まるメッセージを込めて送るドキュメンタリーとなった。